パソコン/タブレットの選び方について

プログラミング

プログラミング教室では、各ご家庭で機材(パソコン/タブレット)の用意をお願いしています。ご用意いただく際に確認いただきたい点、また新たに購入される場合の、判断基準・おすすめポイントをいくつかご案内します。
※高学年の生徒さんは、中学進学時には学校で指定されたスペックのパソコンの用意が必要となる場合もあります。新たに購入される際はご注意ください。

共通のポイント

(1)Wi-Fiを通じて、インターネットに接続できること。
(2)操作が軽い、速いこと。
(3)生徒自身が、作品を作るサイトやアプリを起動でき、保存できること。

※補足
普段使わないアプリやファイルは削除しておく
ウィンドウズのアップデートなど、パソコン本体のメンテナンスを済ませておく。
・Scratchの会員登録を済ませ、自分で作品を保存できるか確認しておく。

パソコン

  • CPU/メモリは、intel i5以上を推奨。
    動作が遅いと、なかなかうまく進まず、子どもはすぐに飽きてしまったりイライラしてしまいます。そのため、CPU/メモリの性能はなるべく高い方が理想です。目安としては、intelのi5以上の性能がおすすめです。
  • ディスクドライブは、SSDを推奨。
    すぐに始められるために、起動時間は早い方がよいです。またパソコンを閉じて休憩しても、またすぐ再開できるというのは、目を休ませたりするためにも有効です。そのため、ディスクドライブはHDDではなく、SSDを選んでください。
  • 大きすぎないサイズ
    画面が大きい方が見やすいですが、小学生が操作する場合、あまり大きすぎると逆に使いづらい場合があります。こどもが持ち運びや用意しやすい、小ぶりのサイズのものがおすすめです。

以上を踏まえ、オランダの家電通販サイトcool blueでおすすめの条件で検索した結果がこちらです。最新情報が反映されますので、購入時の参照にしてください。

タブレット

  • iPadを推奨
    Scratch Jr.のアプリが使用できればどのタブレットでも問題ありませんが、もし新たに購入される場合はiPadをお勧めします。比較的安価なタブレットもありますが、結局動作が遅かったり不安定な場合がよくあります。

    特に条件がなければ、iPad Wifi 32GBをおすすめします。
    以下、同様にCool Blueでおすすめ条件で検索した場合の結果です。

小学生/幼稚園生にパソコン・タブレットを買い与えていいのか?

幼児の画面依存へのご心配、お気持ちはよくわかります。当方も、子どもたちに使わせる際のルールについては特に気を使いました。

子どものタブレット使用におけるメリット・デメリット両方を考え、デメリットになる部分を解決する方法を考えてみるとよいかと思います。特に幼児についてのデメリットとしては「長時間、続けて使用する場合の身体への影響」が挙げられます。

一方メリットですが、すでに幼児・初等教育においてもiPadを使う場面も珍しくなく、小学校に入ればパソコンも使います。現在では読み書き計算と同じように、パソコンのスキルも社会生活に必須となってきていますので、早いうちに始めるに越したことはありません。特に、本人が「プログラミングをやってみたい!」という気持ちを持ったタイミングで、始めるのは重要だと思います。

こういった点を踏まえ、特に「使用時間」について、子どもへのデメリットを減らすようなルールをご家庭で決めるというのはひとつの方法です。例えば以下のようなルールが考えられます。

・30分使ったら、最低90分休憩する。
・一日に2回まで(合計1時間/日)
・17時以降は使用禁止
・宿題・課題などやらなければいけないことがあるときは、それが終わってから

またより主体的に活用することになる小学生以上については、ネットリテラシーについて親子で話し合う、有害な情報に触れないよう保護者がデバイスの設定をするといった対策も必要となります。

以上ご参考いただき、各家庭でのルールや使う目的を、最初に親子で十分確認したうえで、デバイスの購入や子どもの利用について検討されてはいかがかと思います。

タイトルとURLをコピーしました