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ヨーロッパの放射線量マップ | SciNeth(サイネス)

ヨーロッパの放射線量マップ

オランダ情報

必要にならないことを願いますが、念のため・・・。
欧州委員会が出している、ヨーロッパ内放射線量のモニタリングマップです。

こちらを逐一監視して備えるというわけではなく、あくまでお守りとして。正確な情報を手に入れられる場所を知っておくことで、いざという時のパニックを防げます。落ち着いて状況を判断するためのツールとしてご紹介します。

放射線モニタリングセンター
左のアイコン「Real-Time Monitoring」で見ることができます。
https://remap.jrc.ec.europa.eu/

・Simple map
最新の放射線量の様子を大まかに見ることができます。

・Advanced map
より詳しく、観測地点ごとや、期間を指定して過去5週間まで遡って見ることができます。


以下は、3月9日にFaceBookへ投稿した記事です。参照までに。

【チェルノブイリ原発の状況について】

「チェルノブイリ原子力発電所の外部電源が途絶え、今後冷却ができなくなる」という第一報を聞いてかなり心配しましたが、今すぐ危険な状態になるというわけではないようです。
⬇️
IAEA(国際原子力委員会)からのプレスリリースが出ました。
Update 16 – IAEA Director General Statement on Situation in Ukraine

これによると、
・冷やし続けるだけの十分な水がある。
・稼働を止めてからかなりの年数が経っているので、冷却棒もそこまで熱くない。
・冷却が必要となっても非常用電源がある。
と、いうことです。

ただ、施設で働く200人以上の専門職員たちは、すでに2週間近く施設内で働いていて、通常は交代するシフトということ。ロシア軍に監視されているストレスと、長期間労働によるミスが起こらないかという点が心配されています。

また別の、ロシア軍に制圧されている、ザポリージャ原子力発電所については、遠隔で状況を確認するシステムで、データが送られてこない状態になっているため、こちらも今後の状況も注視されます。

 

※こちらは2022年3月9日にFacebookへ投稿した記事です。コメント欄でのやりとりはこちらをご覧ください。

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