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ハワイ島の火山噴火&地震と、しんかい6500 | SciNeth(サイネス)

ハワイ島の火山噴火&地震と、しんかい6500

ニュースでご存知の方も多いと思いますが、 2018年5月3日にハワイ島・キラウエア火山が噴火し、翌日4日正午過ぎにはハワイ島でM 6.9 の地震が発生しました。

https://www.facebook.com/SeekerMedia/videos/10155974016238387/

 

 

 

ハワイ島には、日本の天体望遠鏡「すばる」をはじめとする各国の天体望遠鏡がありますので、科学研究においても影響が心配されます。
すばるでは、数日観測を中止して被害を調査するとのことです。
住人の生命、生活、そして科学への影響が大きくないことを祈ります。

オランダでは地震は(天然ガス採掘によるもの以外には)聞きませんが、
日本は一大地震国であり、科学の世界でも、防災科学分野はより多くのリソースが割かれています。
(エルゼビア社のA Global Outlook on Disaster Scienceより)

         
(気象庁HP:地震の起こる場所 -プレート境界とプレート内‐) (エルゼビア社のレポート, 2017)

 

 

地震にかかわる科学調査において「巨大地震の発生場所であるプレートの沈み込み域、新しくプレートが生まれる中央海嶺域など、地球内部の動きに大きく関わる現象を調べ、地球のなりたちを解明します。」と掲げて開発されたのが、日本が誇る大深度潜水調査船「しんかい6500」です。
実際、水深6500mまで潜れるように設計された背景には、「プレートのぶつかり合う海溝域、特に太平洋プレートが折れ曲がる水深6,200~6,300mの部分をぜひ調べる必要があ」ったためということです。
JAMSTEC HP: しんかい6500の誕生、「なぜ”6,500m”をめざしたのか」

 

 

さて、次回SciNeth テックWS 乗り物の科学シリーズ第4回「浮く力」では、
①ゴム動力プロペラで動く飛行船(ヘリウム入り)
浮沈子を使った潜水艦ゲームのおもちゃ
などを作るなかで、液体・気体・固体間に働く浮力の考え方を紐解いていきます。

潜水艦ゲームは、しんかい6500をテーマに、海底から宝物(希少資源のサンプル?)を持ってくるゲームです。ぜひご期待ください!! (潜水艦ゲームの写真も早めにアップします!)

 

 

 

 

 

(ヘリウム入り風船で作る飛行船)

「研究者とスカイプでお話しよう」

さらに、今回は特別企画「研究者とスカイプでお話しよう」を開催します!!
WS開始前の、11:15~11:30 です。

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JAMSTEC(海洋研究開発機構) の 火山研究者   浜田 盛久 博士
( 海洋掘削科学研究開発センター マントル・島弧掘削研究グループ 研究員)

    地震や火山の研究に、なぜ深海に研究が有用かをお話いただきます!
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(洋)

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