Pi-Top本社を電撃訪問@ロンドン

サイエンス情報

娘(小1、7歳)が最近パソコンのキーボードに慣れてきたようで、キー配列を大体覚えています。手が小さいのでまだブラインドタッチとは行かないのですが、それもそう遠くないなと。

今日学校に送っていって、教室のノートパソコンを見て納得。
週に何度か授業で使っていたら、そりゃすぐに早くなるなと。

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さて、来年には Raspberry Pi (ラズパイ)を使ったWSを開催する予定で、少しずつ周辺の電子機器(主にセンサー)を集めていますが、今回 Pi-Top を買いました。

Pi-topは、ラズパイをノートパソコンにするための拡張部品で、ノートパソコンのモニタ・キーボード・電源や、拡張基盤などが一体となっています。
3年前にイギリス・ロンドンのスタートアップによって発売されたのですが、それなりに売れているようです。

CPUがラズパイなので、そのまま電子工作ができるのが素晴らしい!!
いまならInventor Kit も付いてきます。

SciNeth プログラミングWSに参加してくれている中学生がパソコンを購入するということで、Pi-Topを紹介したのですが、まずは自分が触ってみなきゃ責任持てないということで、買いました。

注文したのは3週間ぐらい前だけど、今日やっと届いて、早速組み立てました。要した時間は20分程度。

結論は、これは使える!!
パソコンを買って、こんなにわくわくしたのは24年ぶりです!!

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先週の話です。

ちょうど仕事でロンドンに三日間出張に行ってたのですが、折角だから Pi-Top の人に会いたいと、住所を調べて勝手に押しかけました。
訪問してみようと思いついたのが、ロンドン出張一日目の夜、同僚とビール飲んでホテルに戻ってから。

一応Webから問い合わせたけれど、スタートアップですぐに返事が来るわけはない、ということで、最終日の会議が16時に終わったあと、会議の場所から歩いて15分くらいのPi-Topにアポなし電撃訪問。

金曜日の16時半に受付につき、「アポないんだけど、誰かに合わせてください」というと、なんと創業者が出てきてくれました!!
オフィスはワンフロア、40人ぐらい。
時計が二つ、London と Shenzhen と書いてあったので、なるほど工場はやっぱり深センだと分かりました。
(あとで聞くと、確かに中国・深センとのこと)

創業者のJesseと15分くらい話し、その後は営業担当の方と具体的なパートナーシップの話をしました。

SciNeth WS の話をすると、ある程度数があればボリュームディスカウントできるよと。
思惑通り話が進んで、とりあえず一安心。

「実際に自分で製品を触ってみてから、今後の展開は考えますね」と答えて、そのまま空港(London City Airport)に急ぎました。

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その後も継続してメールで連絡を取りつつ、ついに自分が以前注文した Pi-Top が届いたのが今日。

スピードは、所詮ラズパイなので、仕事で使っているメモリいっぱい積んだパソコンとは比べられませんが、
それでも大満足の使用感!!  うん、これはいい!!

Pi-Topの営業担当からは、通常はクラス用(30台)からボリュームディスカウントがあるけど、そこまでロットがなくても特別にディスカウントしてあげるよ、との返事が来ました。
熱意が通じた!! 訪問してよかった!!

自分の生徒が少しでも(10%=3,000円ぐらい?)安く買えるなら、それはうれしい。
遅くとも12月中に注文する予定ですが、一緒に購入したい人がいたらご連絡ください。

(洋)

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