ペットボトルロケットの講評

先月開催したSciNeth夏祭りのペットボトルロケット試射会の動画と講評を用意しました。
(ペットボトルロケットの作り方は、このページが丁寧で良いです。
なお当日使用した発射台は、ご存知のとおり、幼児でも発射できるSciNethオリジナルのものです!)
ペットボトルロケットが上手く飛ぶための要素としては以下があります。

  • 尾翼の形状・大きさ
    尾翼は、ロケットがバランスを崩したときに姿勢を元に戻してくれる大事な部品です。
    姿勢を元に戻す力「復元力」が安定するように、重心からできるだけ遠い位置(ロケットの後端)につけます。
  • ロケットの重心位置 & 先端と後端の重量バランス
    重心が後ろ過ぎる(先端が軽い)と、飛行時にロケットの先端が振動してしまって、ブレーキになってしまいます。この振動や姿勢の崩れを防ぐために、ロケット先端(ノーズ)におもりを入れます。
  • 適切な水の量
    水は多いほどジェット推進の力が出ますが、多すぎると逆に、発射時のロケット重量が重くなってしまって飛びません。
    適切な水の量は、ジェット噴出孔の大きさにも依存します。
    (今回用いたジェット噴出口には、直径6mmの穴を開けています。)

 

これらの条件を最適にロケットを製作/調整することで、より綺麗に/高く/遠くまで飛ばすことができます。
ぜひこれからもたくさん実験してみてくださいね!

さて、以下の動画で、具体的にロケットの飛び方を観察してみましょう。
(ぜひ、全画面表示でご覧ください!!)

なお、「誰の」ロケットが上手く飛んだかは、関係ありません。
今回上手くいった人も、いまいちだった人も、成功例・失敗例を両方経験してこそより高いレベルに進めますので、今回で終わりにせず、さらにより綺麗に/高く/遠くまで飛ぶロケットに挑戦してくださいね!

 

綺麗な
飛び方
綺麗な飛び方です
綺麗な
飛び方
近くで見ると迫力ありますねー!!
尾翼位置、重心位置に改良の余地あり ロケットが縦方向に繰り返し回転しています。
尾翼の位置が中央よりなのでしょうか、
姿勢が崩れやすいようです。
先端が軽い 先端が軽く、後端が相対的に重いため、ジェット推進力がなくなった後に前後ひっくり返ってしまいました。
(重い後端が、前に行っています)それでも尾翼はきちんと機能しているので、発射時や降下時は綺麗な姿勢を保っていますね。先端が軽いと、ロケットが上昇時に振動して空気抵抗が大きくなり、飛距離が短くなってしまいます。
水の量が少し多い 飛び出した瞬間はジェットの威力が大きくて少し姿勢が崩れましたが、尾翼の効果で姿勢を修正できています。
これも、初期の姿勢の崩れをなんとか修正できています。
尾翼の位置が中央よりであることも、改良の余地がありそうです。
 水の量が多すぎる    水の量が多いため、発射直後にバランスを崩して回転してしまいました。

発射台に1mほどのガードレールをつけることでも防止できます。

 美しい    最後に、綺麗に遠くまで飛んだ例です。

美しいですね。

走って取りに行ってくれた驪珠君、ありがとうございました!