昨今のプログラミングトイ(おもちゃ)

この記事、事例が豊富な上に、よくまとまっていると思いますので、紹介します。


今から注目「プログラミングトイ」2020年小学校の教育必修化に備えよう

以下、抜粋です。

「コンピューターに意図した作業をさせるには、どのような順序で指示を組み合わせればいいか」を子供たちに考えさせるのがプログラミング教育。その過程で論理的思考を育み、IT(情報技術)化社会で活躍できる人材を育成する。

「ひらめきボックス」の丸山さんは「勉強のように教えなくても、『命令を出したら動く』というプログラミングの概念の中で遊べればいい。この考え方が将来につながる。まずは好きになってもらうことが大事です」と話す。

 

プログラミング教育:コンピューターを動かすための「命令書」を作るのがプログラミング。政府は2016年4月発表の「成長戦略」に小学校からの必修化を盛り込んだ。コンピューターに自分が意図する一連の活動を実行させるためには、どのような指示をどのような順序で組み合わせればいいか。これを考えさせることがプログラミング教育だが、その過程で論理的思考を育み、IT(情報技術)化社会で活躍できる人材を育成する狙い。

 

プログラミングトイ:一般の知育玩具とは異なり、コンピューターに命令を与えて制御するというプログラミングのプロセスまたは概念が含まれているものを指す。子供向けのプログラミングツール自体の歴史は長い。“パーソナル・コンピューター”の父と呼ばれたアラン・ケイ(77)らが1990年代に子供向けプログラミング言語「Squeak Etoys」を開発。2000年代に入ると、マサチューセッツ工科大(MIT)の研究所であるMITメディアラボが8歳~10代向けの言語「Scratch」を開発、後にはさらに低年齢向けの「Scratch Jr.」が開発された。

プログラミングトイで古株なのが、ブロックで遊びながらプログラミングを学べる「レゴ・マインドストリーム」。90年代後半にデンマークの玩具会社レゴがMITと共同開発した。

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